お薬の常備の大切さ

皆様は普段服用されているお薬をどのように処方してもらってるでしょうか?

①予約がありその通りに受診
②お薬がなくなったら都度受診

①の方は大抵の方が飲み忘れや予約日の関係で3~4日分は余裕がある方が多いように見受けられます。
②の方は、無くなってから受診されるため予備のお薬がない方が多いようです。

②の方は、災害時・天候不良時や医療機関の突然の休診などで受診できずお薬が切れてしまう事があります。
可能なら、3~4日分は余裕をもって受診をされる事をお勧めします。
お薬によっては2~3日服用しなくても影響ないお薬もありますが、逆に常に服用が必要なお薬もあるので自己判断で服用をやめなくても良いように少しの備えは必要だと思います。


①②共通で、防災グッズの中にいつも服用されているお薬の写真が載った説明書も一緒に入れておくと、災害時に実際のお薬の名前などを憶えていなくても、いつものお薬を処方してもらえます。

3月11日東日本大震災から11年。
被害にあわれた方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、教訓は少しでも活かしていけたらと思います。
お薬手帳は常に持ち歩いてください。
お財布と共にいつも使うバックに入れておきましょう。
携帯電話の電池が切れる事も想定して、お財布の中に家族の連絡先を忍ばせておきましょう。
家族で有事の際の連絡の取り方を話しておきましょう。
災害ダイヤルを使う・SNSを利用して家族グループを作成しておく・遠方の親戚に伝言を頼む等。

今年は北日本・北陸で記録的な大雪となり交通機関も麻痺し普段通りに受診等でお出かけ出来ない方も多くいらっしゃると思います。
湘南地区ではあまり考えられない事ではありますが、有事に備え、少しでも安心が得られるのであればよいと思いますので参考にしていただければ幸いです。