熱中症について

熱中症と聞くと、炎天下に長時間いて水分補給もしていない時になってしまうイメージありませんか?

実は、室内で熱中症になってしまう事は少なくなく、発見が遅くなってしまい命を落としてしまう事もあります。

窓を開けて風をとりこんでいるから。
扇風機を使っているから。
は安心材料にはなりません。

特に室内でじっとしていると、暑さを感じ辛かったりのどの渇きを感じにくかったりします。

エアコンが設置してある場合は起動して、水分補給もこまめに摂取してください。

水分補給
飲み物だったら何でもよい訳ではありません。
アルコール・カフェインの多い飲み物 は排尿の回数が増え、かえって体内の水分を排出してしまいます。
糖分の多い飲み物 飲み過ぎると糖分の過剰摂取となってしまいます。
経口補水液 汗をすごく書いた時、下痢をしている時、嘔吐をしている時以外はむやみに摂取するのは控えましょう。
経口補水液は塩分が多めに含まれている事が多く、血圧を上昇させてしまう事があります。

普段、脱水していない時にお勧めは麦茶・白湯です。
冷たい飲み物ばかり接種していると胃の働きが弱り、身体が怠くなってしまう可能性もあるので、
常温・温かい飲み物も組み合わせて接種しましょう。

『熱中症が疑われたら』
●問いかけに応じ、意識もしっかりしている
 → シャツ等、前を開けられる服の場合は上の方のボタンを外し風通しよくします。
   日陰など直射日光が当たらない場所に移動し安静にします。
   口に含む程度の量の水分を少しずつ接種させます。
   可能なら、わきの下・足の付け根・首回りなどを保冷材などで冷やします。
●問いかけに応じない、ぐったりしている
 → すぐに救急車を呼びましょう。
   問いかけに応じない場合やぐったりしていたら無理に水分補給はさせなくてもよく、身体を冷やす事を行ってください。

熱中症は予防で防げる疾病です。