今年の4月に2年に一度の『診療報酬』『調剤報酬』の改定が行われます。
改定では、保険点数や薬価の見直しがされます。

●お薬手帳持参に関する改定

6ヶ月以内に同じ薬局でお薬手帳を持参した時・・・41点
お薬手帳不要・6ヶ月以上期間が空いている・新患・・・53点

➡『3か月以内』に同じ薬局でお手帳を持参した時・・・43点
お薬手帳不要・３ヶ月以上期間が空いている・新患　　　　・・・57点

※このように改定された事から定期的にお薬を必要とされる方は「かかりつけ薬局」を持った方が負担が軽くなります。

●調剤料の改定

内服薬を処方された場合、処方日数によって調剤料が異なります。
これは、今後も同様なのですが振り分けられる点数の見直しが行われました。
お薬の処方日数が6日・7日・13日～30日の方は以前より点数が引き下げられました。

別の医療機関にかかられた場合、複数の医療機関から発行された処方箋を同時にお持ちいただくと負担が少しですが減らせます。
※注意※
処方箋は発行日を含めて4日間と期限が定められています。
日曜日や祭日も含んだ4日間となっていますので「まとめて貰おう」として期限切れにならない様に十分ご注意ください。

●調剤基本料の改定

お薬の価格も見直しがされます。
薬価はご負担金を計算する際に点数に転化し計算をする為、薬価が変わったので〇〇円違いますとは簡単にご説明が出来ませんが、こちらも上記同様、同じ薬・同じ日数を処方してもらったのに、負担金が違う・・・となる場合があります。

他にも改定面はありますので、3月までに貰っていたお薬と同じ薬剤・同じ日数を処方してもらっても、ご負担額が異なる場合がございますので、ご理解・ご了承くださいますようお願い申し上げます。