梅雨の時期になり、新型コロナウイルス感染症の他にも食中毒に注意が必要な季節となりました。

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急に、湿度も気温も上昇しカビや細菌が増殖しやすい環境となる為
今まで以上に、食品の取り扱いに注意が必要です。

細菌の多くが10度以下から増殖のペースが遅くなり、マイナス15度以下でようやく増殖を停止されると言われています。

食材の多くを保管する冷蔵庫の温度はどうなのか?

メーカーにより多少の違いはあるかと思いますが、
冷蔵室:3~6度
冷凍庫:-20~-18度
野菜室:3~8度
パーシャル室:-3~-1度
チルド室:0~2度
位です。
これは、食品を全く入れずに開閉しない状態で保てる温度。

実際は、食材や飲料を出し入れする為一時的にも温度が上がります。

細菌の増殖が抑えられるのは、冷凍庫位で、温度が低いパーシャル室やチルド室でも増殖が緩まるだけです。

よって冷蔵庫保管も、過信は禁物です。

まな板や包丁、タオル等にお肉やお魚のドリップが付いた場合は放置せずに洗浄しましょう。
洗浄する際は、使ってすぐお湯で洗うとタンパク質が固まりますのでまずは冷水で流しましょう。

生で口にする食材については、しっかり洗浄して早めに食しましょう。

梅雨時期は天気も変わりやすく、気圧の関係で体調も壊しやすい時期でもあります。
免疫力を落とさない為にも、しっかり睡眠を摂るように心がけましょう。

梅雨の時期も雨露のついた木々が綺麗だなーなど良い所・楽しい事を見出して
ポジティブに過ごせると良いですね。